定期的に行うメンテナンス

業務用カラオケ機器を使用する際には、適切にメンテナンスをしなければなりません。メンテナンスをしないと不具合が生じてしまったり、快適に使用できなくなったりしてしまうこともあります。

カラオケボックスなどでは、カラオケ機器の定期点検を実施しているところもあります。特に不具合が生じてしなくても、おかしいところがないかどうか改めて確認する作業です。ケーブル類などが抜けてしまったり緩んでしまったりすることもあるため、接続部分のチェックなども行います。実際に音を出してみて、演奏の音とマイクの音がスピーカーからきちんと出ているかも確認なども重要です。もし、おかしい箇所が見つかったら、原因を特定して、修理や機器の交換などを行います。

また、業務用カラオケ機器で使用されているソフトウェアは、メーカーから定期的にアップデートが提供されています。新しいアップデートがないかどうか確認して、更新作業を行うことも必要です。

使用ごとに毎回行うメンテナンス

業務用カラオケ機器は、定期的なメンテナンスの他に、使用ごとのメンテナンスも必要です。ただし、定期的なメンテナンスのほど時間をかけて行うものではありません。ごく簡単に済ませることが多いです。それでも大きな不具合があれば発見できるため、重要度は高いです。

カラオケボックスであれば、お客さんが1組帰った後は、次のお客さんを案内する前に簡単なメンテナンスを済ませます。例えば、マイクや専用リモコンを掃除したり充電したりという内容です。マイクには唾がかかりやすく、そのまま次のお客さんに貸し出すのは衛生上良くありません。そのため、消毒作業を行っているところも多いです。

長時間使用した後だと、カラオケ機器が熱を持って熱くなっていることもあります。そのようなときには、冷却も必要です。そのまま、使用を続けると危険を伴い故障の原因にもなります。

また、業務用カラオケ機器は音量やエコーなどを自由に変更できるため、次のお客さんを案内する前にデフォルトに戻す必要があります。